LGBTQ洋書読書会とか

新設Cチーム企画主催者が、元々は「リバティおおさかを応援する!」というブログでやってましたが、引っ越ししまして、最近ではLGBTQの洋書読書会やその他の情報をごった煮状態で掲載していますv

トイレ内の啓発ポスターなど

北米主にトロントで撮ってきたトイレ関連の写真をまとめて紹介します。(2014-2018)

f:id:lgbtsougi:20181101222440j:plain

f:id:lgbtsougi:20181101222503j:plain

↑写真はカナダのハンバー大学内のトイレに貼ってあったもので様々な見た目の人がいることや性自認の尊重を啓発しているものです。こうした貼り紙があるだけでもトランスジェンダーが男女別のトイレを使いやすくなります。従って障害者用トイレを使う率が下がるでしょう。

「もしトイレの表示と違う性別の人をトイレで見かけても、その人はわかっているので、あなたは心配しなくて大丈夫」

 

f:id:lgbtsougi:20181101223458j:plain

↑同じくハンバー大学の車椅子トイレの表示。下の部分の表記は、最初はなかったんだけど付け加えられました。たぶん健常者のマナーの悪い利用が多かったのでこうした注意書きが加わったのではないかと想像。

「オールジェンダーの使いやすいトイレ」

「これは障害者用且つジェンダーレストイレです。このトイレを必要としている人に配慮して下さい。」

 

f:id:lgbtsougi:20181101222646j:plain

↑上記はジョージブラウン大学のトイレの中(障害者用トイレにも男子トイレにもあった)に貼ってあったポスター。

--------------------------------

自分は(男女)どっちでもない、、、けどおしっこしなきゃなの!

安全にトイレを使えることは、贅沢でもなければ特別な権利でもない。

公衆トイレの安全な利用ができないということは、トランスやジェンダークィアの人たち、またジェンダーの典型に当てはならない人たちにとって、公共生活の完全な参加を否定されるようなものです。

多くの私たちにとって、安全な公衆トイレを見つけることは日常的な困難です。

トランスやジェンダークィアの人たち、またジェンダーの典型に当てはならない人たちは、トイレを使おうとすると嫌がらせにあったり、攻撃されたり、管理者から尋問を受けることがあると言っています。それゆえ、多くの人は公衆トイレを使うことを完全に避けているため、それが健康問題を引き起こしています。これは平等ではない。安心しておしっこができるように、全ての人が安全に公衆トイレを使えるべきだ。

私たち全員がジョージブラウン大学でおしっこを自由にするために何が必要でしょうか?おしっこする自由@ジョージブラウン大学キャンペーンや、イベントなど詳しい情報はこちらのサイトをチェック。

--------------------------------

 

 

f:id:lgbtsougi:20181101223000j:plain

↑上記はトロント大学の男子トイレのトイレットペーパーホルダーに貼ってあったシールゲリラ的な手法が格好いい!

「もし公衆トイレで、入ってきた知らない人の性別が、トイレの表示に合ってないと思ったら下記の指示に従って下さい。

1.心配しなくて大丈夫。その人はあなたよりよく状況をわかっている。」

 

f:id:lgbtsougi:20181101224001j:plain

↑「まず聞け。(相手を)尊重するということ。」

「ビデオを観て合意のある性活動について学ぼう」

トロント大学のトイレで見かけたポスター。その他にも「Consent is sexy」(合意形成はセクシー)などと書かれたバッヂが配られるなど、合意のないセックスはレイプと同じ、性暴力は絶対ダメ!という啓発活動がすごく盛んでした。

 

f:id:lgbtsougi:20181101222846j:plain

↑上記はトロント大学の男子トイレのドアに貼ってあった貼り紙。常に貼ってあるものではなく、一時的なイベント予告です。参加すればよかった!

--------------------------------

事故を避けるためにドアはゆっくり開けてください。(常設の表示)

(以下チラシ)

命を救うスキルを学ぼう。

自殺は防げます。誰でも状況を変えられます。

受賞歴のあるASISTのワークショップに参加して学びましょう。

・自殺のリスクにある人々を認識する

・その人たちと話し、耳を傾け、状況を理解する

・人生を肯定する介入とともに安全を確保することを助ける

二日間のASIST(Applied suicide intervention skills training)のワークショップは16歳以上なら誰でも参加できます。ASISTは経験に関係なく全ての人、専門家にも一般的にも幅広く使われていることを提供します。

なぜASISTを受講するの?

命を守る:誰でも自殺を考えることはあります。友達、家族、同僚、患者を生き続けさせるためのスキルを参加者に提供することによって、ASISTは自殺しにくいコミュニティを支援します。

信頼する:ASISTは世界で最も広く使われている自殺予防トレーニングワークショップです。30カ国以上で毎年開催されていて、10万人以上が参加しています。

従事する:ASISTは、大人成人学習原理を使ったダイナミックで直接的なワークショップです。プレゼンテーション、議論、視聴覚、そして介入スキルの練習を含みます。

証明されている:ASISTは効果があります。2013年の研究ではASISTの介入は自殺念慮を劇的に減らし、リスクの高い人々をより生きる希望へ導きました。

費用対効果が良い:2015年にはRANDコーポレーションが、カルフォルニアでASISTにかかる1ドル毎のプログラムで、政府は50ドルの医療費や関連費用を節約できると発表しました。

Factor-Inwentash Faculty of Social Work(トロント大学内のソーシャルワーク専門の施設)のASIST

FIFSW、生徒毎に25%の授業料を補助してくれてありがとうございます!

2017年10月14、15日9-5時

受講料:145.89ドル

終了証の発行は、二日間通しで参加が必要です。

--------------------------------

 

f:id:lgbtsougi:20181101224916j:plain

↑これは毎年行われる全米最大のLGBTQの大会「クリエイティブチェンジ」の会場のトイレ内に貼られていたポスター。

「時々、単に見た目の問題でトイレを使うことが許されない人たちがいます。」

「私たちはもっと良くできる。」

「このトイレでは、誰かをジロジロ見たり、性別をたずねたり、出て行けと言うなどはやめて下さい。このトイレは全ての人のためのものです。」

トイレが男女の表示だけで表されることは、深刻な影響があります。

●トイレで、トランスジェンダージェンダーがあいまいな人たちは、頻繁に差別、暴力、嫌がらせに合っています。

●すべての人間がトイレで、化粧、更衣、赤ちゃんのおむつ替え、用を足すなどを平和に行えるべきです。

●支援が必要な全ての人が、家族、友達、介助者と共にトイレを使えるべきです。

いつであろうとどこであろうと、できる限りにおいて、こうして積極的に安全な場所を作るために取り組むことは重要です。トイレを共有にすることは、新しくそして変に感じるかもしれません。私たちはあなたの理解に感謝します。

この場所を包括的な場所にするご協力をありがとうございます。だからこそみんなが安心して使えます。

 

f:id:lgbtsougi:20181101230403j:plain

↑ニューヨークの現代美術館に行った時のトイレ前の表示。

保守的な州では、トランスジェンダーの自認の性別でのトイレ使用を法律で禁止する動きがあったため、それに対抗した美術館の方針を明確にする強さを感じます。

性自認に沿ったトイレの使用を歓迎します。」

 

今度はトイレのマークを紹介していきたいです。