LGBTQ洋書読書会とか

新設Cチーム企画主催者が、元々は「リバティおおさかを応援する!」というブログでやってましたが、引っ越ししまして、最近ではLGBTQの洋書読書会やその他の情報をごった煮状態で掲載していますv

インタビューに答えてくださる子育ての経験のあるセクマイの方を募集中です!

【シェア歓迎】
インタビューに答えてくださる子育ての経験のあるセクマイの方を募集中です!

はじめまして、「セクシャルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会」の実行委員の塩安九十九です。この大会は、医療・福祉・教育の場面で、それぞれの社会的資源がすべての人に使いやすいものになるにはどうすればいいかを考える大会で、2020年1/11-12(土日)にドーンセンターで開催されます。約22の分科会が企画されています。
そこで、「LGBTと家族形成 ~生殖医療と児童福祉~」という分科会を持つことになりました。分科会の概要については、末尾をご覧ください。

LGBTQ当事者で子育てをしている人たちがこんなにも沢山いる、ということを伝えるため、ひと家族につき1~2分程のインタビューをまとめた動画を作成中です。
動画に出て下さる方、あるいはアンケートに答えて下さる方を募集中です。

【要件】
遠方の場合、スカイプなどの利用、文章での回答も可能です。
文章で質問にお答えいただいた場合は、私が適当なイラストバックで代読させていただきます。
大人のみで、子どもはパスということでもかまいません。
動画出演が可能な場合、後ろ姿や、風景だけでもけっこうです。
10~12月上旬に撮影予定です。
申し訳ございませんが、謝礼はございません。
ご提供いただいた内容は、個人情報に十分配慮して取り扱わせて頂きます。
動画は、分科会以外に、助産師、不妊治療、産科医のLGBTQを学ぶ研修などで使われる可能性があります。ウェブで一般公開などはありませんが、様々な人が見る可能性があります。 

【質問例】※すべての質問にお答え頂く必要はありません。答えられるもののみでけっこうです。

 【大人への質問】
(1)自己紹介・ニックネーム
(2)家族メンバーを教えてください。
(3)どのようにして子どもはあなたの元にやってきましたか。
(4)その際一番大変だったことは何ですか。
(5)子育てで大変なこと、不安なこと。
(6)子育てで楽しいこと。
(7)子どもには出生についてどのように説明していますか/する予定ですか。
 

【子ども(未成年)への質問】
(1)あなたと一緒に住んでいる人は誰ですか。
(2)家族といて楽しい時はどんな時ですか。

【子ども(成人)への質問】
(1)一般的な異性愛家族と異なる経験をしたと感じたことがある場合、それはどのようなことですか。
(2)子どもの頃、自分の家族をどう思っていたましたか。
(3)親がセクマイであることについて、自分の人生に影響していると感じているとしたら、どのようなことですか。

 

【分科会概要】2020年1/12(日)14:30~16:00(大会議室1)

分科会名「LGBTと家族形成 ~生殖医療と児童福祉~」
分科会の内容
誰でも自分が選んだ人と家族をつくる権利、子育てをする権利がある。
子どもを授かるには、卵子精子、子宮が必ず必要だが、そのひとつでも用意できずに困っているのならば、異性愛もLGBTQも関係ないはずだ。現在、法律が整ってないために異性愛者の間でも不妊治療には様々なハードルがあるが、さらに、そこにはLGBTQの存在は想定されていない。
LGBTQ当事者の個別の動きが活発になってきているが、「子どもが親を知る権利」など議論が不十分な状態とも言え、早期の法整備が求められる。
様々な形で家族を持つ当事者を紹介する動画の後、助産師、不妊治療専門心理士、産科医の立場から、現場の報告と対話を予定。生殖医療や里親制度についてなど、この分科会をきっかけに、当事者からの声が高まり、法整備につながることを願う。

【登壇者】
津田育久子(助産師・津田助産院)
荒木晃子(心理士・内田クリニック・立命館大学研究員)
【パネラー参加】
藤田圭以子(産科医・阪南中央病院・糸氏クリニック)

 
ご協力いただける方、こちらまでご連絡ください!
lgbtsougi@gmail.com

疑問点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
セクシャルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会
塩安九十九 

queertaikai2020.wixsite.com



各機関が出しているLGBTQ国民調査

イギリス政府が出しているLGBTQ国民調査(オンライン回答10万人、2017)

https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/722314/GEO-LGBT-Survey-Report.pdf

 

欧州委員会が出しているLGBTQに関連するデータまとめ

https://ec.europa.eu/newsroom/just/document.cfm?action=display&doc_id=45605

 

多様な性の授業実施の実態調査2019

新設Cチーム企画では、セクシュアルマイノリティと医療福祉教育を考える全国大会2020に向けて、教育機関での性の多様性の授業実施の実態調査をはじめました。各市町村からのデータを取りまとめ、現状を共有するために公開予定です。教育関係者の皆様のご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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【多様な性の授業実施の実態についての問い合わせ】

〇〇市教育委員会
ご担当者様

皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

はじめまして、新設Cチーム企画の塩安九十九と申します。当会は2007年から関西を拠点として、LGBTQを支援する動画や教材を作って、地域の当事者や教育機関に発信しています。

今回、お願いがありご連絡させて頂きました。

LGBTという言葉も普及してきましたがまだまだ学校ではいじめの対象になる場合も多く、子ども達にとって厳しい状況が続いております。LGBTの生徒をめぐる学校環境等を把握するため、下記のような内容(類似のものでもかまいません)がわかる調査を、既に行っておられましたら、データをいただいきたく存じます。

(1)性の多様性の授業が実施されている学校数
(2)性の多様性についての教員研修が実施されている学校数
(3)カムアウトしているLGBTの生徒を把握している学校数
(4)当事者の生徒にどのような対応がされているか
(5)不必要な性別区分を減らすためにどのような学校・教室つくりがされているか

もし貴機関で各学校に対してアンケート調査が可能でしたら、下記のアンケートにあるような質問項目で調査をして頂けますと大変助かります。また、既に調査している項目と類似した内容であれば、そのデータも参照させて頂けますと助かります。
アンケートは、インターネットからご回答いただけます。
https://----------

データの分析と活用につきましては、下記のような取り組みに反映していきたいと考えています。
★学校への啓発方法の検討(特に取り組みがなされていない地域へ)
★教員研修実施の推進
★教員への支援提供(授業実施方法、教室づくり、当事者対応などのノウハウ)
★より使いやすい教材の考案

ご面倒をおかけし恐縮ですが、ご回答のほど、どうぞよろしくお願いいたします。なお、ご回答の有無に関わらず、各地域での現状は後ほど取りまとめたものを追ってご報告させて頂きます。多くの方に利用して頂けるよう、インターネットで公開予定です。教育現場の方々に広く現状を把握して頂けることを願っています。

新設Cチーム企画
塩安九十九
https://lgbtsougi.wixsite.com/newcteam

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2019年〇月吉日

「多様な性を学ぶ授業実施状況アンケート調査について(お願い)」 

皆様方におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。

新設Cチーム企画では、LGBTの生徒をめぐる学校環境等を把握し,今後の啓発・教材作り等に生かすため,標記アンケート調査を実施いたします。つきましては,御多用のところ大変お手数をお掛けいたしますが,下記要領により,御回答くださいますようお願い申し上げます。

  • 調査の背景

ここ数年の間で、メディアでLGBTという言葉が使われるようになり、一般的に知られるようになってきました。2017年に三重県の県立高校(全日制)49校に通う高校2年生約1万人に調査を行った宝塚大学の日高庸晴教授によると、調査に答えた高校生1万人のうち、「LGBT当事者」は10%を占めています。そして、非当事者よりも、LGBT当事者の方がいじめを経験した割合が高く、3人に1人が自分の体を傷つけたという、厳しい状況があることがわかっています。文科省も2010年から教育機関に対して性別に違和感のある児童に対する配慮をするよう通達を出していますが、性の多様性については、指導要領には入っておらず、授業で取り扱うかどうかは、現場の教員の問題意識にかかっています。 

  • 目的

今回の調査の目的は、現状の把握です。主に下記の3つ観点を元に調べます。

★どれぐらいの学校がLGBTについて授業で取り扱っているか/いないか

★学校でどのような取り組み(授業や環境つくり)を行っているか/いないか

★教員がこの問題を新たに、また継続的に取り扱えるようになるには何が必要か 

  • 方法と回答期限

別紙のアンケートへのご記入の上、係の方にご提出ください。

2019年〇月〇日までにご回答をお願いいたします。 

  • データの分析と活用

 結果から現状を分析し、下記のような取り組みに反映していきたいと考えています。

★学校への啓発方法の検討(特に取り組みがなされていない地域へ)

★教員研修実施の推進

★教員への支援提供(授業実施方法、教室づくり、当事者対応などのノウハウ)

★より使いやすい教材の考案 

  • その他

この調査の結果につきましては、ご希望であればまとめたものを貴会に提出させて頂きます。現場の実態把握と改善にお役立ていただければ本望です。当会としても、性の多様性の授業実施の啓発等に生かすために活用させていただくとともに,2020年1月に開催される「セクシュアルマイノリティと医療・福祉・教育を考える全国大会2020」で報告として、他地域の結果と共に取りまとめる予定です。

頂いた回答は,統計的に処理し,所属,氏名等が特定できる形では公表いたしません。なお,本調査で収集した情報は,厳重に管理し,本調査の目的以外では使用いたしません。

  • 新設Cチーム企画について

当会は2007年から大阪を拠点として、LGBTQを支援する動画や教材を作って、地域の当事者や教育機関に発信しています。ワークショップの開発実践、講演・研修会の主催、行政への講師派遣、派遣講師の育成、障害のあるLGBTQへのサポート、海外資料の翻訳にも取り組んでいます。長年培ってきたノウハウとネットワークを基盤にコミュニティ作りに貢献します。

2011年に制作した小学生向けDVD教材「いろんな性別~LGBTに聞いてみよう」は2019年までに9000枚が配布され、日本各地の小学校で活用されています。

https://lgbtsougi.wixsite.com/newcteam

lgbtsougi@gmail.com

問い合わせ先:塩安

 

お忙しい時期とは存じますが、誰もが過ごしやすい学校作りのために、アンケート調査にご協力くださいますよう重ねてお願い申し上げます。

 インターネット入力フォームからも回答可能です。

https://forms

 

性の多様性やLGBTについての授業実施に関するアンケート

現在授業をしている・していないに関わらず、現在の様子についてご回答いただけましたら幸いです。LGBTとは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーのことです。

該当するものに丸を付けてご回答ください。

 

市町村(         )

 

(1)学校区分 

・高校 ・中学校 ・小学校 ・支援学校 ・幼稚園 ・その他(        )

(2) 保健体育・理科以外で、性教育を児童・生徒に実施していますか。 

・している  ・していない

(3)LGBTを含め、性の多様性についての学習を児童・生徒に実施していますか。

・している  ・していない

(4) (3)で「していない」と回答した場合、理由を教えて下さい。複数回答可。

・時間がないため  ・知識がないため  ・カリキュラムにないため  ・必要性を感じない

・その他(                     )

(5) (3)で「している」と回答した場合、いつ実施していますか。 

・学校全体 ・(         年生)

(6)どの教科で実施していますか。 ・保健体育  ・ホームルーム(特活) ・総合

・その他(                  )

(7)教材は何を使用していますか。

(             )(例)DVDいろんな性別

(8)外部講師を呼んだことがありますか。その際の講師の立場を教えて下さい。

・呼んだことはない ・LGBT当事者(個人) 

・関連団体からの派遣 ・専門家/研究者 

・知識のある教員  ・その他(                   )

 (9)性の多様性を児童・生徒に教えることに対して、現在または過去に反対意見がありましたか。

あった場合、それはどの立場ですか。

・反対意見はなかった   ・管理職  ・教員  ・保護者  ・その他(        )

 (10)反対意見の内容を教えてください。(例)時期尚早など

・反対理由(                                )

 (11)性の多様性について教員研修をしていますか。 ・していない  ・している

 (12) 外部講師を呼んだことがありますか。その際の講師の立場を教えて下さい。

・呼んだことはない ・LGBT当事者(個人) 

・関連団体からの派遣 ・専門家/研究者 

・知識のある教員  ・その他(                   )

 (13)教室や学校で、性別で区分しない環境作りに取り組んでいますか。

 ・はい ・いいえ

 (14)(13)で「はい」の場合、内容を教えて下さい。(例)敬称統一、だれでもトイレの設置

(教室:                        )

(                           )

(学校全体:                      )

(                           )

 (15)カミングアウト(性自認・性指向について自ら表明)しているLGBTの生徒がいますか。  

・いる   ・いない   ・わからない

 (16) (15)で「いる」と答えた学校は、どのような対応・配慮をしていますか。

(例)希望の制服着用許可、対応方法がわからない、本人が配慮を望んでいない、など

(                           )

(                           )

(                           )

 (17)その他どのような人権問題に取り組んでいますか。

・部落問題 ・多文化共生 ・障害者

・その他(                        )

 (18)性の多様性の授業を実施したり、継続できるようにするためには、何が必要だと思いますか。複数回答可。

・指導要領に入れる    ・課外授業の時間を増やす  ・良い教材を入手する

・教員研修をする     ・教員の意識を高める    ・講師予算を増やす

・年間計画に入れる    

・その他(                    )

ご協力ありがとうございました!

お悩み相談「中学校が動いてくれません」

【相談】

「小学校の教員です。小学校で制服を着なかった子について、中学校に引継ぎをする際に、その子もいるし、生徒全員にとってもいいことなので、誰でも制服を選べるようにしてくださいと言うと、性同一性障害の診断書があり、保護者と本人から申し出がない限り対応しない、と言われてしまいました。」

 

【回答】

ありがちな事なかれ主義!寝た子を起こすな系ですね!「言われる前に気づいてやれ」ってよく先生たちよく言うくせに!反論を考えてみました!

★すでに小学校でずっとズボン登校をしていた事実があるのだから、その子がズボンを選ぶ可能性は大であること。
★その他にも20人にひとりの割合で当事者がいる可能性もあること。
★言われてから動くのでは遅い。選択肢がない状態は、不必要な精神的、身体的負担を与えることになる。小学校から伝達があって可能性を把握していたのに、動かなかった責任を問われる可能性もある。
★小学校から伝達があって可能性を把握していたのに、当事者に環境を変える努力やカミングアウトのリスクを強いるのは学校として配慮に欠ける。
★制服の選択肢がある方が、誰にとっても自分らしい表現の幅が広がる。生徒は自主性や個性を尊重されていると感じられ、全ての生徒のQOL向上につながること。


文科省の通達を使うならば下記のようなポイントはあると思います。
性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等について」平成27年4月30日(27文科初児生第3号)という文科省の通達の中の、(学校生活の各場面での支援について)の項目に、下記のようにあります。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/04/1357468.htm

医療機関を受診して性同一性障害の診断がなされない場合であっても、児童生徒の悩みや不安に寄り添い支援していく観点から、医療機関との相談の状況、児童生徒や保護者の意向等を踏まえつつ、支援を行うことは可能であること。」

診断書が無くても、性の違和感があるかもしれない生徒への配慮の準備はどの学校で会っても必要であり、すべきことです。20人にひとりの割合で生徒がいることは自明の事実だからです。また、(当事者である児童生徒の保護者との関係について)の項目には下記のようにもあります。

「保護者が、その子供の性同一性に関する悩みや不安等を受容していない場合にあっては、学校における児童生徒の悩みや不安を軽減し問題行動の未然防止等を進めることを目的として、保護者と十分話し合い可能な支援を行っていくことが考えられること。」

これは、保護者からの要望がなくても、学校側は本人の意向を聞かなければならないということも意味していると思います。

性的指向及び性自認の多様性に関する府民の理解の増進に関する条例」に対する府民意見等の募集

今日までです!何か一言お願いします!
私の提出文は末尾。参考にしてください。
 
「人権尊重の社会づくり条例」の一部改正、「性的指向及び性自認の多様性に関する府民の理解の増進に関する条例」及び「人種又は民族を理由とする不当な差別的言動の解消の推進に関する条例」の各案に対する府民意見等の募集について
 
申し込みフォーム
 
詳細
 
ーーーーーーーーーーー以下私の提出した内容です。
 
■1■前文「性の多様性に関する無理解により、個人の社会参加の機会が制限されるようなことはあってはならず、性的指向及び性自認を理由とした差別は決して許されない」と明記するとありますが、実際に差別が起こった場合、どのような対応をするのか、注意するだけなのか、公にして警告するのかなど具体的な対策を検討してください。
私は、条例違反として処罰する必要があると思います。「まず理解を促す」とのことですが、人権侵害であることを理解した上で差別するケースは後を絶ちません。バラされたくないだろうとか、職を失いたくないだろうとか、そうした脅しとして使われるのです。処罰がないということは、性的少数者に対する人権侵害は大したことではないと思っているからやるのです。人種、性別、出自など、あらゆる差別は違反の際、処罰の対象となることを規定するべきと考えます。
 
■2■性的指向及び性自認の多様性に関する理解増進の施策を規定(第7条)において、「性的指向及び性自認の多様性に関する啓発及び教育の実施」とありますが、きちんと啓発及び教育を実施するために、
(A)現在どれぐらいの学校で、
(B)いつ、
(C)何が教育として行われているのか、
について実態調査をし、府民に公開して頂きたいです。
そうすることで、自分の住んでいる地域でどの程度、教育が広まっているか、つまり安全に暮らせるのかどうかもわかります。また、教育がなされていない地域であることがわかれば、行政も積極的に取り組みを促すことが可能になります。
また、ルーティーンとして組み込むなど具体的な啓発と教育の実施について定めて頂きたいです。具体的には、
(A)教育委員会などが主催する年間の研修計画に必ず盛り込む、
(B)大阪府下で職員となるものが受ける研修に入れる、
(C)すべての教職員が受ける研修に入れるなど、公に携わる職務に付くすべての人が学ぶ機会を設ける
などのように規定して下さい。
 
■3■「性的指向及び性自認の多様性に関する相談への的確な対応」についても、
(A)どのような機関に、何人以上配置するのか、
(B)またその相談員をどのように育成するのか、
具体的に規定してください。
 
例えば、
(A)小中高大学の学校機関で、すべての養護教諭性的少数者についての知識を習得できるよう研修する
(B)スクールカウンセラーも、必ずその知識がある人であることを研修や試験などで確かめられるシステムにする(大学の心理学科では性的少数者について間違ったことを教えている大学もあるため、そのまま現場で対応させると大変危険です。)
(C)大学や専門学校など、医療、福祉、教育に関わる科目で、性的少数者についての正しい知識を必ず学ぶように、カリキュラムに入れる
(D)電話相談員や、行政での窓口相談員にも定期的に行われる研修で学べるようにすること
上記のように規定してほしいと思います。
 
■4■「府が実施する事務事業において、性的指向及び性自認の多様性に配慮するよう努める」については、大阪市が作成しているようなマニュアル
を府下のすべての市町村の窓口で徹底するように規定してください。
 
■5■府、府民及び事業者の責務を規定(第4条~第6条)府民・事業者の責務の部分で、「事業者には、事業活動を行うにあたり、理解の増進の取組への努力義務」とありますが、具体的な内容を定めて下さい。
 
例えば、すべての従業員が性的指向性自認に関わらず、差別を受けることなく、それぞれの能力を十分に発揮し働ける職場環境を保障することを事業者の義務として規定してほしいです。そのために、下記のようなハンドブックを府下で事業者向けに配布したり、事業者向けに講習会を開くなどしてください。
WORKING TOGETHER - 働く人のLGBT入門ハンドブック -
 
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塩安九十九