LGBTQ洋書読書会とか

新設Cチーム企画主催者が、元々は「リバティおおさかを応援する!」というブログでやってましたが、引っ越ししまして、最近ではLGBTQの洋書読書会やその他の情報をごった煮状態で掲載していますv

JICA(青年海外協力隊)二次試験面接(感染症・エイズ対策)

www.jica.go.jp

JICA(青年海外協力隊)の2次試験の面接に行ってきました。
感染症エイズ対策での応募でアフリカ希望。

私も面接前にいろいろ検索して情報をあげている方々にお世話になりましたので、私からも情報提供してどなたかのお役に立てればと思います。

合同面接、技術面接、人物面接の三つを15分程度づつ。

びっくりしたのは、待合室(60人ぐらいが2部屋)で、みんなすごい喋る!
何なのこの話しかけやすさ!という感じの人たちの集まり。(受験生はほとんど20代、ちょっと30代前半ぐらいな感じ。10歳ぐらい歳の差を感じた。)
これは、性格診断とかしたら統計的に有意差が出ること間違いなしの社交的な人々!(日本文化育ちの人がマジョリティなのは確実にも関わらず!)

面接の予習でいろいろ検索していたら、コミュ力が大事と面接官が言っていたみたいな話があって、輝かしい学歴でも声が小さくてシャイな人がいて、外で面接待ってる人たちが盛り上がっててうるさいんだけど、うるさい人の方がこの場合面接受かりやすみたいな話。面接の直前に、初対面の人とそんなうるさいほどに盛り上がるわけないじゃんと半信半疑だったけど、本当にいた!実在しました!これまでTOEICとか、普通のトークイベントとか、学会とか、シンポジウムとか、社会人向け大学院とか、いろいろ東京で参加したけど、今日ほど初対面の人たちが、誰にファシリテートされることもなく、自発的ににぎやかにコミュニケーションしてるのは初めてみたよ!
日本もこういう層がいるなら戦略的に使っていけばいいのにね。

 

★合同面接では、3人の受験者が、派遣に合格して居酒屋でそれぞれ現地でやりたいことを話すという設定で10分程度しゃべった。

★技術面接(個人)では、試験官が2人(男性と女性)
志望動機、
実際にどのような活動をしていくつもりか
自動二輪車免許を取る必要がある場合、自費でも取るか
男尊女卑の文化で何を気を付けて支援するか
HIVの母子感染を防ぐ方法
日和見感染とは何か
なぜNGOではなく青年海外協力隊に応募したのか
コミュニティへのインパクトは少なくても行く意味はあるか
どのような想像もつかないことが待ち受けていると思うか
など。

★人物面接(個人)では、試験官が2人(男性)
志望動機
公共事業としてのJICAのボランティアとはどういう意味を持つと考えるか
派遣について家族の同意を得ているか
カナダから帰国して日本の見方が変ったか
様々な人が参加する協力隊の多様性をどう考えるか
(一次試験の筆記から)被支援者の立場に立った案を出せているがカナダで培った視点なのか
JICAのスタンスはAid(援助)ではなくcooperation(提携)であることを理解しているか
希望国以外への派遣、多少職種が変更になってもいいか
感染症HIV対策の職種はフランス語圏しかないが、英語OKのため)
など。こちらからの質問としては
二年と言うぶつ切りの派遣で、ちゃんとしたことができるのか、引継ぎは行われるのか
→引継ぎはほぼない。
JICAとして長期的なゴールや見通しを立てた継続的な派遣なのか(4期目のため)
→ない。提携先が決めるので。
二年の派遣を終えた隊員の満足度はどのくらいか
→かなり満足してると思う
ボランティア派遣事業を評価する客観的、数値的指標はあるか
→今作り中(←えー!?1966年にはじまって今まで何を?)

■待ち時間に、人事担当のような方に別室に呼ばれ、私がトランスジェンダーであることについてJICA側ができることを順番に上げて説明してくれて、ひとつずつどうずるか確認してくれました。守秘義務が守られること、プライベートな質問をするが派遣する上で必要なので聞いていつこと、答えたくない質問には答えなくてよいことなど、事前に説明もありました。なかなかちゃんとしておるな!例えば
・情報共有範囲(人事、派遣先の上司など)
・名前をどうするか
・性別の表記を派遣先の書類上どうするか
・これから戸籍の性別を変えるつもりか
・派遣にあたり性別適合手術の予定はあるか
・訓練所/派遣先での部屋、風呂、トイレ
・英語での三人称
・広報誌に乗る際の名前、性別表記
・女性向け研修(派遣先でのトイレや生理関係の事情)の資料を希望するか

■この人とは別に、保健担当の人もいて、個別でアレルギーテストの結果などについても確認がありました。9時集合、5時解散という一日がかりの面接。どうなることやら。結果は2019年2月15日に判明します。
ご参考までに。