LGBTQ洋書読書会とか

新設Cチーム企画主催者が、元々は「リバティおおさかを応援する!」というブログでやってましたが、引っ越ししまして、最近ではLGBTQの洋書読書会やその他の情報をごった煮状態で掲載していますv

サンフランシスコGLBT歴史博物館報告会の報告

今日は雨の中でしたが報告会にご参加いただき、ありがとうございました。アメリカのゲイリブの様子や、他の国の博物館のことも合わせて藤吉さんはご紹介してくださり、大変おもしろい報告会になりました。
リバティのLGBTの展示コーナーを見てからのグループワークも、時間が足りませんでしたがいろいろな意見交換ができてよかったです。
下記に少し報告いたします。
また、参加者のみなさんの感想も末尾にご紹介します。




模造紙のメモ�@

・多様性を示すだけではわからない
・パレードの写真だけではわからない
・部落差別をなくす→○、部落をなくす→× の違い
・あなたはLGBT/GLBT、どっち派?と聞く展示
・メインストリームではない展示もほしい
・ひとつのストーリー、ソース源
・対立プロセスの展示
・来館者、子どもも見に来る
・展示変えをマメにする。いろんな人が展示に関わるといい。
・かつては、アンケートにこたえて展示を変えてもらうことができた。
・「本当はちがうのに気のせいでしょ?」
・構造=多数派が変わらないと。
・ひっかかりがほしい
・楽しくパレードの前に、パレードするまでの大変さ。
・パレードの写真は残してほしい
・コンフリクトの展示
HIV/AIDS患者のキルトなど モノがあった方がいい。

模造紙のメモ�A

・子どもにも誰にでもわかりやすく興味をひくような内容
・有名人からメッセージをもらってくる、メッセージ映像を集めて
ボタンを押したら見たい人のメッセージが見れる、字幕付き
・フレームがおもしろい老眼鏡を置いて無料貸し出しサービス
・手話も含め、ガイダンスを多言語にして自由に選べるようにする(タッチパネル式)
障碍者にもLGBTがいることを知ってほしい
・写真や映像で正しいLGBTの手話表現を展示する
・体験型の展示、ロールプレイをする
・LGBT人と交流できるようにする、展示を人が説明する
・障害も含め、いろんなタイプのビジュアルのLGBTの写真を並べる
・子どもにもLGBTがいる
・クイズ形式でめくって正解を知る
・イベントのグッズ、Tシャツ、サークルの冊子など、物を展示したい
・参考資料として本を置いておく
・ホッと一息できるような休憩できる展示も含める
・先進的な学校での取り組み事例、たとえばスカートやズボンを自由に着ているとか、水着もラッシュガードを許可しているとか、具体的な工夫を紹介して、参考にしてもらう、そういう対応が普通という意識にもっていくようにする
・研修できた教員などに人権問題として認識させる
同性婚ができる国を色分けした世界地図

●感想●

●藤吉さんのお話は大変わかりやすかったです。たかが展示物、されど展示物!展示の存在は後年、過去を振り返る時に大切な資料になるのだということとかよくわかりました。(展示物資料というと、どうしても有名人が残したお宝というイメージがあったので。)LGBTのアメリカでの動きなどもよくわかりました。
●来てよかったです。藤吉さんのお話も、あとのディスカッションもいろいろとヒントになりました。
●リバティ大阪に来るのは本当に久しぶりで(10年ぶり??)展示の方法や構成もだいぶ変わっていて驚いた。アメリカサンフランシスコのゲイ運動はとても大きく、影響力も強い。ビジネスとしても力がある、そういうことを改めて思い知らされました。運動としての歴史にかかわる展示方法についても改めて考えさせられました。
●藤吉さんのお話はとても参考になりました。丁寧に説明していただいたので、よくわかったです。日本とサンフランシスコの温度差を感じました。あとのワークも楽しかったです。
●LGBTの歴史について知らなかった(LGBTとGLBT)もっと知りたいと思った。展示する側の権力について考えさせられた。展示される側の個人情報についても考える機会となった。児童生徒教職員にもわかりやすくLGBTのことを知らせて行きたいと思いました。ありがとうございました。
●面白かった。もっとくわしく知りたいことがいっぱいあった。文化のちがい等々、もっと知りたいと思いました。そして私たちにできることのヒントにしていきたいです。
●人が少なくて残念。どうすればこのような内容をより多くの人に興味を持って参加してもらえるのか、とういうことが博物館の展示にもつながるような気がします。LGBT/セクシュアルマイノリティの分野についても「展示」や「歴史」についてはもう少しいろいろ研究が進んでもよいのではと思いました。
大阪人権博物館へは2、3回行っていました。前よりきれいに広くなったなあと思いました。サンフランシスコのイベントへ初めて参加しまいsた。内容はむずかしかったですが、すぐにはすべて分かるではなく、少しずつでもいろんな人と出会って勉強しながらがんばっていきます。よろしくおねがいします。こういうイベントは大事だと思います。
●参加者で話し合う時間があったのはよかった。が短い。全体的に意見交換する時間がもっとあるといい。今日の参加者なら、いろいろ話せておもしろそう。リバティの展示は、現行の展示は特定の人脈に依拠しすぎ。多数の方向性・方針に開かれた形で展示内容を決めていくことが必要。「オスシスヘテロ社会、社会多数派への見せ方」をめぐっても、セクマイ業界内にも相異なる路線があり議論になるという現実を展示できるとよい。
●私の通っている学校の活動の一つとしてLGBTに関する授業や発表をする場があり、知識がないわけではありませんでしたが、それでもまだ知らないこと、わかってないことがあると思い知りました。博物館の展示を見て正直「学校でしていることとほぼ同じ(具体的なことはあまり展示されてない)だ」と思いましたが、改善点の討論を聞いて自分が思っている以上に問題が多く、自身が考えていた改善案もあまり的を得ていないものだと思い知りました。まったく知らない人への導入としてはあれくらいでいいかもしれない。けれど、もう少し詳しく(企業へのLGBTに関する知識の研修をしている人や、養子をもらい子育てもしている同性カップル等の活動や歴史など)展示しても良いのではないかと思いました。しかし、自分の知らないことや別の視点からの意見がくわしく聞けたので参加してよかったと心から思います。本当にありがとうございました。
●そもそも、博物館って何だろう?っていうようなこともみんなで考えたいです。