LGBTQ洋書読書会とか

新設Cチーム企画主催者が、元々は「リバティおおさかを応援する!」というブログでやってましたが、引っ越ししまして、最近ではLGBTQの洋書読書会やその他の情報をごった煮状態で掲載していますv

10/20、三田勝久議員

10月20日に三田勝久議員
http://www.e-mita.net
のところにメンバー3人で会いに行きました。


議員はひとりでいらっしゃって、お茶を出してくれながら
お茶をありがとうございますと言うと「いつも家でやってますから」
とお答えになりました。
ひととおり3人のそれぞれのリバティへの思いを言ってから
三田議員からは下記のような発言がありました。
しかし11時からお葬式に行くということであまり対話はできませんでした。


大正区芦原橋にあった部落関係の施設をHRCビルに
受け入れているなどで一定の協力、理解をしている。
・利用者が少ない施設に税金を投入することを
どうやって一般市民から理解を得るのかが課題である。
・リバティにはリニューアル前に行ったことがあるが
リニューアル後も見ておくべきなので行きたいと思う。
(自分の学校にいる生徒の対応に悩んでいる教員が
性的少数者の展示を見て、問い合わせてリバティが当事者団体に
連絡をして当事者が教員研修に行くなど、現場の問題解決に役立っている
というこちらの発言に対して)
・北海道の教員はどうしているのか、北海道から大阪まで見に来るのか。
(回答:北海道からはたぶん来ない。教員が熱心なら書籍やネットで検索し
地域の当事者団体に連絡を取って対策をしていると思う。)
・地域の教育委員会が連携してそういう問題解決に当たれないのか。
(回答:平成23年文科省が性別に違和感がある児童に
適切に配慮するように通達を出している。)
文科省の通達などでは現場の教員はどうしたらいいかわからないだろう。
・リバティが本当に必要な施設ならなぜ全国にないのか。
北海道にこの施設がなくても人権問題に取り組めるなら
存在を考え直すべきではないか。本当に必要ならば全国に作るべき。
・大阪にしかない、世界的にも珍しいということなら、
比較論で他の地域の取り組みなどを調べる必要がある。
(回答:大阪にマイノリティの人たちが集まってきているからだ。
たとえば60年前の例えでいうと、ハンセン病になった人たちは家族も
地域から差別を受けるからと放浪の旅に出ざるをえなかった。
どうすればよいか路頭に迷う中、大阪の神崎川(淀川だったかもしれない)に
行けばそういう人たちの集団が寝起きしているからなんとかなるかもしれない
という噂を聞きつけてそれを頼りに集まってきた。現在でも同じことが
いえるのではないか。
100人の集団に一人のマイノリティでは何もできないけれど、
100人の中に10人いたら精神的にも強くなれる。ひいては運動力にもなれる)
・大阪や東京が人口が多いからあるというのは違うだろう、
人権問題は人口の多い少ないではないはず。
(回答:全国各地にリバティのような人権総合博物館ができることを
望んでいる。そのためにも日本で唯一の人権総合博物館・リバティを
存続していくことが大切!」)
(例えば自分の家族にひと芝居打って「同性が好き」とか
「スカートがはきたい」などと言おうとした時、言えない雰囲気があるのを
想像してほしい、そうすることでマイノリティだけの問題、
自分には関係ないという考えが自分もその生きづらい雰囲気を創りだすことに
加担しているかもしれないということに気づくことができる、
というこちらの発言に対して)
・自分はそんな偏見はないので躊躇なく言えるが、そんなことをしろと
強制される筋合いはないし、やるつもりもない。
(井ノ山さんのHIV原告団にスモンの会の人が自分たちがきっちりできて
なかったためにこんなことになり申し訳ないと言っていたなど、
リバティのおかげで横のつながりが広がっているという発言に対して)
・スモンと薬害エイズは違う。薬害は完全にわかっていてやった犯罪。
レズビアンとカムアウトした元府議会議員の尾辻議員とは
同期の当選だったので知っている。
(他の議員にリバティのお金をもっといいことに使ってやると言われた
というこちらの発言に対して)
・もっといいことなどという具体的でないことを言うのはその議員の
無責任さが現れている、何にどう使うかをはっきり述べられないのなら
そういうことは言うべきではない。


はきはきと元気に対応してくださいました。話を頷いてよく聞いてくれましたが、
返答がずれている部分もあり、もっと対話する時間が必要だと感じました。