LGBTQ洋書読書会とか

新設Cチーム企画主催者が、元々は「リバティおおさかを応援する!」というブログでやってましたが、引っ越ししまして、最近ではLGBTQの洋書読書会やその他の情報をごった煮状態で掲載していますv

リバティおおさかの灯を消すな市民の会

6/30に「リバティおおさかの灯を消すな市民の会」の準備会が行われました。
リバティの公式ツイッターが実況していたのでそれをまとめてみました。
画像も付いているのでよかったら飛んで見てください。



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「リバティおおさかの灯を消すな市民の会」の呼びかけ人会議が始まりました。大勢の方々に集まっていただき感謝です。管理人も同席させていただいていますので、実況報告いたします。

呼びかけ人会を代表して関西大学の石本先生のご挨拶です。「大きな輪を広げ、私たちのこれまでの取り組みの力を見せよう」と力強い言葉でした。 http://pic.twitter.com/YouWR8Ib

中尾前館長の急逝後、今日の理事会で館長に就任した小頭専務理事です。「当事者であるリバティとして、これまでリバティを継続するための展示変更、自主財源確保のための取り組みをしてきました」。 http://pic.twitter.com/sfpnp8Tt

「リバティはマイノリティの声を伝えるための施設として必要です。潰すわけにはいけない。力をあわせましょう」。

呼びかけ人会議に至る経緯の説明。事務局として骨を追っていただいた部落解放同盟大阪府連の赤井さんです。4年前からの経緯を詳しく説明いただきました。前大阪府知事の展示への意見を受けて、子どもにとってわかりやすい展示をということでリニューアル案を作り、行政も確認、了解した。
そして、今日に至る経緯を説明。市民の会として、今年度の運営資金カンパ等の活動を呼びかけていただきました。 http://pic.twitter.com/G30w7t3B

赤井さんの言葉「リバティの建物の前身である栄小学校は、全国水平社の大会会場ともなった由緒ある施設であり、何としても、全国から注目をいただいている、日本初、唯一の人権博物館、このリバティを残して行こう」
「大阪が築き上げてきた平和と人権の施設を残して行くための取り組みをスタートさせよう。皆さんの粘り強い取り組み、支援をお願いします」
市民の会事務局より、現時点での呼びかけ人になっていただいたのが91団体、個人があったことを報告。会として、カンパの要請、来館者6万人を達成するために、展示観覧、ホール利用、出前講座(授業)などを積極的に行おう、という行動提起の案を報告されました。

また、市民の会としての様々なイベントの構想が報告されました。ホールに壁画を描いてくださった黒田征太郎さんにも声をかけていただいたようです。また、リバティの収蔵資料を活用して、その原所蔵者の方を招くイベントなども。

共同代表(世話人)の紹介です。この方々に、部落解放同盟中央執行委員長の組坂茂之さんが加わっていただいたそうです。 http://pic.twitter.com/mZ4bw079
そして、事務局提案の最後に、7/21に、リバティホールにて市民の会の発足集会を大々的に行うことを報告されました。


会場からの質疑です。(1)会の名称について、全国的な広がりを持つよう、大阪市民限定とも捉えられかねない「市民の会」の名称について再考を。(2)リバティの将来像について、カンパ活動を本格化するためにも、リバティとも協議が必要ではないか。 http://pic.twitter.com/O0WPK3ab

赤井さんが返答です。会の名称について、事務局で検討します、とのこと。大阪の動きは、全国に広がりかねない。だから取り組みも全国的に進めねばならない。それに見あった名称にせねばとのこと。
ついで将来像について。「今はまだ、行政への補助金継続を、大変厳しいことは認識しているが、引き続いて求めたい。次年度以降については、あらゆる選択肢を検討せねばならない可能性がある」。

参加者の方の意見(3)公的資金が投入されてきたことが、リバティの公益性を担保し、利用者に結びついてきた。この原則が大切ではないか。憲法や啓発法でも規定されている、行政の責務がある。会の趣意書などを、更に検討していただきたい。

参加者の意見(4)市議会議員へのロビイング活動の報告をしていただいています。早くから「リバティおおさかを応援する」というサイトを立ち上げ、尽力していただいている方です。詳しくはこちら http://blog.zaq.ne.jp/20120529r/
同じ方からの質問。国を含めた、大きな枠組みでの支援のアピールはないだろうか。そして、Twitterなどを通じてた存続活動をしよう、という呼びかけをされました

参加者の意見(5)京都からの参加。部落解放同盟に対する批判的な意見が大きい。解放同盟としての、より丁寧な説明が必要である。それがないと、運動の広がりが見えないのではないか

参加者の意見(6)鳥取からの参加。リバティをどう評価するのか、ではなく、様々な差別問題の解決に取り組むことが、行政の責務であるという視点が必要。

赤井さんの応答。解放同盟への叱咤激励は、しっかりと受け止めたい。公的責任については、しっかり問いたい。国の関与は、可能性があれば、そこにも呼びかけて行きたい。しかし、国の機関は、複雑で難しい点が大きい。道は遠いが働きかけて行きたい。「解放同盟だけでリバティを支えるのではなく、広い人々とつながって取り組みを進めたい」

地元である、解放同盟浪速支部の浅居支部長。地元の人間として愛着のあるリバティを、何としても残したい!とても力強く、気持ちのこもった発言をいただきました。

参加者の意見(7)「7/21までに、私たちは何をすれば良いのか。今日からの3週間がもったいない!」参加者の意見(8)リバティのボランティアをしていただいている方です。「このような会が開かれたことが、とても嬉しい。全国からリバティに来館者がある。大切な施設だ」

参加者の皆さんの思いをたくさん伝えていただきました。本当にありがとうございました。職員一同にかわり、お礼申し上げます。小頭館長より、お礼と支援の呼びかけがありました。最後に、共同代表の一人からの挨拶があり、閉会となりました。 http://pic.twitter.com/Lk0GRTwU

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(感想)


質疑でも出たように、ぶっちゃけマジで補助金が全部打ち切りになった場合、
どんだけお金がいるの?どこに移転するの?どんな形態(NPO?)になるの?
という疑問は解消されませんでした。
公的補助金を得るために動いている今の時点では何も言えないのかもしれないけど。
とにかく3月まではがんばろう、みたいな感じでした。
多くの人がリバティをなくしたくないと思っているのがわかったのはよかったです。
リバティがなくなるといろんな人権問題にかかわっている実践分野、学問分野にも
大変な影響がでるし、人権意識の後退になると思われます。

弱肉強食だよっ★みたいな世界はスリルがあっていいかもしれないけど
それって線引きしまくる関係が乱立してしんどそう。
勝ち残れ、切り捨てろ、自己責任、そこで発生する価値って楽しさってなんだろう。
よきライバルを持つのと周囲を蹴落とすのとは違うし
順位をつけないのと平等は違うと思う。
競争原理がうまく働いて、差別が起こらない仕組みってないだろうか。