「トランスコミュニティでのPrEP(HIV暴露前予防投薬)の取り組み」 Engaging the Trans Community in Care/ PrEP 1/21(土)10:45-12:15 【プログラムから概要】 この分科会はトランスコミュニティの健康問題に焦点を置いた相互作用的議論です。参加者はどのようにもっと包括的な言葉を使うか、どのように全ての性自認の人たちに総合的な健康サービスを提供するか、特にHIV陽性者のプログラムについて学ぶでしょう。この分科会はトランスを含んだヘルスケア、問題行動への医療サービス、HIVケアと予防のプログラムの内容にも及びます。 ---------------------------
それとは別に、去年Pap testを無料で行っているWomen's College Hospital(トロント)に検査に行ったことがあるんだが、受付で「男性のPap testはやってません」と言われたけどトランス男性ですと説明すると普通に予約することができた。当日、ホルモン5年目だが稀にわずかに出血することがあると言うと、念のため超音波検査しておきましょうと言われ、妊婦が赤ちゃん見る時に使うやつで診てもらった。別の日、結果結果を聞きにいくと極小のコブみたいなのがあるけど悪性ではないので、定期的に検査して大きくなったりしないかチェックしましょう、ということだった。Pap testは無料だったんだけど、超音波はお金がかかり大学の保険でもカバーされれず、85ドル支払った。ちなみに、結果を知らせてくれた医師はたまたま日本人系の先生で日本語で説明してもらえてよかった。(日本語がちょっと違ったのでカナダ生まれの二世かな。)もちろんトランスについても理解していたので、色々トランスジェンダーという存在について説明する必要がなく、話が通じやすくて安心だった!にしても、さすがにロビーに虹旗が飾ってあるだけあって、全ての検査・結果報告の過程でトランスであることで不安になったり気を使ったりせず安心にサービスが受けられてすごくよかった。 写真はWomen's College Hospitalのロビーに飾ってあったLGBTQへのメッセージ。(2016年6月のプライドパレード用。6月は町のいたるところでLGBTQパレードに関連したアクションが見られる。そのひとつ。)
「鳥、蜂、ユニコーン、オオカミ:性的虐待に対抗するために子供たちと性を語る」 Birds, Bees, Unicorns and Wolves: Talking With Children About Sex to Combat Sexual Abuse 1/21(土)9:00-10:30 【プログラムから概要】 クィアな親またはクイア/多様なジェンダーの子供を持つ親として、セックスという気まずい、しかし重要で避けて通れない話題について議論するのは何歳が適切なのか?学校で性教育をする機会はほとんど失われている。どうやって若者たちは重要な情報を得ることができるのか?何歳が適切なのか?子どもたちへの愛、セックスそして関係性についての社会的な語りをどうやって再構築していけるのか?個人的社会的(に許容される)セックスについての理解にどう取り組んでいけるのか?性的虐待に対抗するための仕組みと、子どもたちと若者たちの力となるツールとしての、総合的な性教育の理解のために協力しましょう。 ---------------------------
「リーダーシップと行動のための養成グループのレセプション:急進的な対抗としてのLGBTQの歓喜」 Academy for Leadership and Action Reception: LGBTQ Joy as Radical Resistance! 1/20(金)8:30-10:00pm 【プログラムから概要】 急進的な対抗としてのLGBTQの喜びと芸術のパワーを祝いながら、新しい人たちと出会い交流しましょう。有色人種の人たちが毎日直面している受け入れ難い不平等や暴力から、連邦議会での宗教的理由による適用除外やトランスジェンダーへの攻撃まで、主催者は運動を通して多くの困難に立ち向かいました。食べ物や飲み物(アルコール含む)を楽しみながら、芸術、真心、笑い、感謝の気持ち、そしてコミュニティを感じるひと時のために、リーダーシップと行動のための養成グループに参加してください。LGBTは信仰的に間違っているとか、LGBTは信仰を持たない人などという間違った考えを壊すために頑張っている仲間たちからの報告があります。宗教の名のもとに行われている危害に対して、私たちが再度取り組むことが重要であり、私たちの夢と人種と性別の平等を実現していきます。再結成、反映、再貢献、大騒ぎをしに来てください! ---------------------------
LGBTに特化した医療機関がないこと、カムアウトしているLGBTの医者、医療従事者が少ないため、医療を利用するのが敷居が高い。保険料のカットも深刻な問題らしい。下記のビデオではトランスがいかに医療から疎外されていて、医者にかかりにくいかを伝えている。待合室、初診受付の問診票、面接などの場面で、LGBTフレンドリーであることを示し、患者の不安感を減らすことが可能だ。紹介された下記のビデオがとてもわかりやすい!古い映画風の作りもおしゃれ。単に咳が出て医者に来たのに、トランスの人は診たことないから他へ行けと言われるところが印象的。 「Vanessa goes to the Doctor」
4、セックスポジティブで、クィアフレンドリーな実践 先にトランスの喫煙率が高いという話が出たが、調査の結果、はじめての喫煙がゲイバーであることが多く、一般の喫煙者との行動差が見られる。タバコ会社はLGBTは良い客だとわかっていて、ゲイバーにすごく安くタバコを卸すんだそうだ。一部のLGBTQにとって憩いの場であり、解放される時間でもあるバーやクラブは、生活一部でありそこでの喫煙は用意に慣習化しやすい。それに加えて社会的なストレスが喫煙の常習化、依存へと進展する。効果のあるキャンペーンをするためには、そうしたLGBT特有の行動による健康問題の背景を知っておく必要があるとのこと。下記は禁煙キャンペーンのためにかなりお金をかけて作ったビデオ。お金は政府などの助成金らしい。 「Be Known for Your Flawless」
「国レベル、地方レベルの政治の前線で、なぜ今これまで以上にLGBTQのリーダーシップが重要なのか」 Why Leadership Matters Now More Than Ever: LGBTQ Leaders on the Political Front Line at the State & Local Level 1/20(金)10:45-12:15